自動運転、これからのホットな話題です。
岐阜市では5年間の継続運行で市内に自動運転バスが走行しています。
今回は子どもたちとそんな自動運転バスに乗車してきたので、その体験談をどうぞ。
GIFU HEART BUSについて
概要
岐阜市の自動運転バスの継続運行は、2023年11月から2028年3月末までの約5年間の予定で行われています。
少子高齢化な中でも持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指し、運転手不足や安全対策などの課題に対する一つの解決策として挙げられたものだそうです。
バスのデザインは、JR九州の特急列車などでもお馴染みの水戸岡さん。
可愛らしい赤色のバスになっています。
運行ルート
運行ルートは以下の2種類です。
中心部ルート
こちらは毎日30分間隔で12便運行されています。
JR岐阜駅をスタートして岐阜市役所前を通り、金華橋通りからJR岐阜駅へと戻るルートになっています。
柳ヶ瀬周辺を巡りたい方にはこちらのルートがおすすめ。
岐阜公園ルート
こちらは土日祝日のみ、1日3便運行しています。
JR岐阜駅をスタートし、岐阜公園の近くまで行って川原町に入り、その後御鮨街道を通って金華橋通りからJR岐阜駅に戻るルートです。
岐阜市内の有名どころを回りたい方にはこちらがおすすめです。
ルート地図
赤が市内ルート、緑が岐阜公園ルートです。
途中にもいくつかバス停があり、乗降可能となっています。
この地図でいくと反時計回りで運行しています。
乗車方法など
基本的には予約制です。
当日空きがあれば予約なしでも乗れますが、乗車定員10名ほどの小さなバスなので、予約しておいた方が確実です。
予約は電話またはLINEから。
liff.line.me
LINEはこちらから。
乗車人数などを伝える必要があります。
ちなみに運賃は無料です。
実際に乗ってみた
子どもたちと3人で乗ってきました。
今回乗ったのは岐阜公園ルートということで、約1時間ほどの乗車でした。
自動運転バスの感想は動画の中でも書いているのですが、いくつか挙げるとこんな感じ。
運転席がないの不思議
コントローラーで操作してるの不思議
ブレーキがかなりしっかり効くので吹き飛ばされないよう注意が必要
信号とかの自動制御が優秀
スピードはかなりゆっくりだけど街並みを見るにはちょうどいい
普通のバス乗車体験とは全然違いました。
乗務員さんからお話を聞いたところ、信号や走行ルートなどの自動制御はほぼ完璧なんだそうです。
だからカーブの道なんかでも問題なく走れるし、信号もきちんと止まります。
あと、前の車にぶつからないようにする制御も優秀でした(ただし急ブレーキの時あり)。
逆に苦手なのは、障害物があったときなどの車線変更や合流。
これは後ろの車の動きも予測して動く必要があるため、まだそこまでは自動制御しきれないそうで、そんな時は乗務員さんがコントローラーで操作するそうです。
ハンドルじゃなくて本当にゲームのコントローラー(プレステみたいなやつ)なので、初めて見る人は多分驚くと思います。笑
今回乗ってみて、自動運転バスも結構近い将来当たり前に走るんじゃないかと感じました。
まだまだ人の手が必要な部分もありますが、解消されるのもそう遠くない未来かもしれませんね。
ちなみに子どもたちは「運転士さんのいるバスの方が楽しいかなあ」と言っていました…笑
おわりに
今回は岐阜市の自動運転バス、GIFU HEART BUSをご紹介しました。
予約すれば無料で乗れますので、ぜひ岐阜にお越しの際は利用してみてくださいね!
それではこのへんで。
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