ちびっこロードスターライフ

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【ソーイング】職業用ミシン"エクシムプロEP9600"でボタンホールを縫う【ボタンホーラー】

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子どもが生まれてから本格的にミシンを使い始めました。
それまでは家庭科の授業以外でほぼ触ったこともなく、洋裁を始めたのも独学です。

はじめは家庭用ミシンを使っていましたが、最近職業用ミシンに乗り換えました。
家庭用ミシンはボタンホール専用機として置いていたのですが、どうも調子が悪くて。
ついに職業用ミシンのボタンホーラーを購入してしまいました。

今回はそんなボタンホーラーの使い方を備忘録も兼ねて書こうと思います。
案外詳しく取り付け方や使い方が載っているサイトが少なくて戸惑ったので、誰かのお役に立てれば。




ボタンホーラー(ボタン穴かがり器)について

職業用ミシンは直線縫いしかできないため、家庭用ミシンのように針を左右に振ってのボタンホール作りができません。
そんな職業用ミシンでもボタンホールを縫うことができるようになるのが、このボタンホーラーと呼ばれるアタッチメントです。

セットの中身


今回はフルセットをモノタロウさんで購入しました。
使いたいボタンの大きさがだいたい決まっている場合はわざわざフルセットを買う必要はないかもしれません。
ネムリ穴とハトメ穴の形板駒があり、これをセットすることで縫い目形状とサイズを決めることができます。

ネムリ穴
10mm・13mm・16mm・18mm・21mm
ハトメ穴
16mm・18mm・21mm・24mm


ネムリ穴の10mmは標準でついてきますが、他はバラ売りだったりセットだったりいろいろです。

ボタンホーラーの取り付け方

1.ミシンについている押さえを外す


まず、現在ついている押さえを外します。
マイナスドライバーを使います。

2.針板カバーを取り付ける


エクシムプロにはアタッチメント取付用のネジ穴が二つあるので、左側のネジ穴に針板カバーをしっかりと取り付けます。
このとき、針穴をきちんと針が通るように調整してください。
干渉すると針が折れたり故障の原因になります。

なんかカパカパ浮いたようになっていたのでマスキングテープで固定しました。

3.形板駒をセットする


はじめは10mmのネムリ穴の形板駒がセットされているので、違うものにしたいときはこのタイミングでセットし直します。
外し方は後述します。
ボタンホーラー本体の穴に差し込むのですが、きちんと奥まで差し込むと「カチッ」と音がします。

きちんと入るとこんな感じ。
これでセット完了です。

4.本体をミシンに取り付ける


写真を見てもらうと分かるかと思いますが、針止ネジを二股に分かれたパーツで挟みます。
後ろから真っ直ぐ取り付けようとすると押さえ棒が干渉して取り付けられないので、左斜め後ろくらいから取り付けるとうまくいきます。
押さえ棒に取付ネジで固定します。

これでセット完了です。

形板駒の取り外し方


反対側のぬい目押さえが布押さえの2目盛り目のところにくるようつまみを回して合わせておきます。
その後、引き抜き具を写真のように差し込みます。
形板駒の下に差し込むと「カチッ」と音がするので、音が鳴ったら引き抜きます。

おわり。
目盛を合わせておくなど正しい手順で行わないと壊れる原因になりかねませんので、説明書を読んで手順を確認することをおすすめします。

実際に縫ってみました

縫っているところ(動画)


www.youtube.com
実際に縫っている様子です。
さっそく糸を巻き込んでいるので良い子はちゃんと避けましょうね。
ちなみに2倍速です。
ゆっくり縫うのが鉄則!

ボタンホール完成


上の動画での縫い上がりはこんな感じです。
家庭用ミシンのボタンホールのほうが確かにしっかりしていますが、これはこれで自分用の服なら十分かなと。

一重と二重の比較


左が一重、右が二重。
差は一目瞭然ですね。
一重じゃ心許ない感じがします。
二重になるとしっかり密度も上がって実用性がありそうです。

縫ってみた感想

縫うのは意外とうまくいった

いろんな方のブログなんかを読んでいて、うまくいかない…みたいなこともチラホラ書いてあったので心配だったのですが、意外とすんなりうまくいきました。
これならまたボタン付きの服を作れそうです。

セッティングは正直めんどくさい

ひとつひとつの作業は難しくないんですが、ちょっとめんどくさいです。
家庭用ミシンみたいに押さえを付け替えるだけでは済まないので、慣れるまでは…。
数着作ってまとめてボタンホールを縫いたいですね。

おわりに

まだまだ使いこなせていない職業用ミシンですが、これからたくさん服を作ってボタンホールも積極的に挑戦してみようと思います!
早く説明書を読みながらの作業から脱却したい。

今回は職業用ミシンのボタンホーラー覚書でした。
それではまた!


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