胃腸風邪、ようやく快方に向かってきましたが胃の気持ち悪さがまだ続いています。
早く完治してほしいですけど、胃腸風邪って長引きますよね。
インフルエンザなども流行っているようなので、そっちも気をつけなければ…
さて、今日はOsmo Pocket 3の話です。
夜の動画ばかり撮っていたので、今回は昼間の映像をご紹介します。
Osmo Pocket 3のカラーモードについて
カラーはノーマル・HLG・D-Log Mの3種類
Osmo Pocket 3で使えるカラーモードは3種類。
これは以前のブログでもご紹介しているとおりです。
先日、HLGで撮影した動画もアップして個人的にはHLG撮影いいな~と思ったのですが、一つ難点を挙げるとすると、HLG撮影したものはタイムラプス動画などとの組み合わせがしづらい(というか色域が異なるため適切に処理できない)んですよね。
そのため、タイムラプスや他のカメラで撮影した動画と組み合わせたいときは必然的にノーマルかLogのいずれかになるわけで。
何も考えずに撮って出しを使いたいときは正直ノーマルで十分な気はします。
自分でカラグレできる方であればD-Log Mにしておけばあとで自分好みに調整可能。
ノーマルでの撮影のメリット・デメリット
ノーマル撮影の良い点としては、とにかく撮って出しでも綺麗なところですね。
本当にただ録画ボタンをポチッとするだけでそれなりにちゃんとした動画が撮れます。
ただし後からの色味調整などはしづらいです。
色被りとかくらいならある程度調整できますが、細かいカラーグレーディングには向きません。
そのためわたしはホワイトバランスだけは固定して撮影しています。
D-Log Mでの撮影のメリット・デメリット
Log撮影の良い点はなんといっても自分好みの補正ができる点です。
写真でいうとRAW現像のような感じでしょうか。
公式LUTも配布されているので、それを使ってあとは微調整していくと比較的楽に調整できます。
が、これが手間だなと感じるのも事実。
また、タイムラプスなどではLog撮影が使用できないため、動画全体として見たときに色味が変わる可能性があります。
今回はノーマルで撮影することに
今回の動画はすべてカラーはノーマルに設定して撮影しました。
というのもノーマルでどのくらい撮れるか試してみたかったのと、体調が戻りきっていないのでカラグレに費やす時間がなかったというのが大きな理由です。
元気になったらLog撮影したいですね。
撮影した動画を見る
Osmo Pocket 3で撮る岐阜の街並み
今回は岐阜駅北口すぐの問屋町周辺を中心に撮影してきました。
もうほとんどシャッター街みたいな雰囲気なんですが、ちゃんと開いているお店もあります。
ここは昔からよく立ち寄っては写真を撮っていた場所なので、Osmo Pocket 3でも撮影してみたかったんですよね。
この問屋町の近くには玉宮町という飲み屋が連なるエリアもあり、そこは夜になると若者たちで賑わっています。
余談。問屋町の歴史など
※岐阜ファッション産業連合会さまのサイトを参照し記載しています。
戦後、アパレル産業の始まり
第二次世界大戦で焼け野原となった岐阜。
国鉄岐阜駅(現在のJR岐阜駅)前に、北満州から引き揚げてきた人々がバラック小屋を作り、そこで古着や軍服などの衣類を集めて売り始めたのが岐阜問屋街の始まりだそうです。
昭和23年ごろからは古着のみではなく、一宮(愛知県一宮市)や羽島(岐阜県羽島市)から布を仕入れ新しい服を作って売る、既製服産業(アパレル産業)が始まりました。
アパレル産業の拡大
昭和24年ごろから、岐阜の既製服は全国に知られるようになります。
岐阜駅周辺には市場や共同販売所ができ、この頃から一条通りをはじめ西問屋町、中央通りなどの問屋町の建設が進められました。
昭和26年に岐阜繊維問屋町連合会(現在の岐阜ファッション産業連合会)ができ、岐阜産地と呼ばれるにふさわしい商品・店作りが行われ、売り上げも増え、アパレル産業はますます発展していったそうです。
ちなみに昭和28年ごろまでは衣服が足りず、作れば売れる時代だったんだとか。
経済成長とともに岐阜のアパレル産業は発展し、大量生産の方向へと向かいます。
昭和40年代には東京・大阪と並ぶファッションの町としても有名だったそうです。
そういえばよく地域の高齢の方とお話しすることがあって、わたしが九州出身で~という話をすると、結構女性の方からは「わたしも九州よ!」と言われることが多いんです。
詳しく話を聞いてみると、やはりこの時代に出稼ぎとして九州から岐阜へ縫製業をするために越してきた方たちがほとんどでした。
それくらい岐阜の縫製業って盛んだったんですよね。
岐阜市もそうだし、羽島市でもそんな話をよく聞きました。
羽島市は一宮市などと同様に既製服産業というよりは布地を作る方の織物産業のイメージが強いですが。
近年の状況
1990年代前半頃まではアパレル販売額も好調だったようですが、コスト面などの問題から生産拠点がアジア各国へ移転していき、2000年代にはいると国内産業は低迷。
海外向けもなかなか苦戦を強いられている状況です。
また、そんな状況であるため岐阜のアパレルの事業所数も大きく減少し、小さな縫製工場は残っているものの大量生産できるようなパワーはありません。
なんとも悲しい現実ですが、個人的に服作りが趣味なので、岐阜のアパレル産業がまた盛り上がると嬉しいんですけどね。
問屋町周辺は徐々に再開発が行われており、近いうちに今回撮影したエリアも再開発されていくのではないかなと思います。
再開発で問屋町が消えていくのは寂しいものがありますが、アパレル産業が再び盛り上がるような再開発になってくれることを祈るばかりです…そううまくはいかないかもしれませんが…
おわりに
Osmo Pocket 3、ノーマル撮影で十分かもしれません。
タイムラプスなどとの兼ね合いで編集もしやすいし。
次はLog撮影中心に頑張ってみようと思います。
あとNDフィルターも届いているのでそろそろ使ってみなければ。
それではこのへんで。
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