あまり書かない子どもの話をここで。
我が家の双子、現在3歳。
早産で小さく生まれたものの、幸いこれまで大病もせず過ごしてきました。
そんな双子の兄が、初めて熱性けいれんを起こして救急搬送されたので、備忘録も兼ねて様子を記録しておこうと思います。
ちなみに今は熱も下がってだいぶ元気になりました。
初めての熱性けいれんが起きるまで
けいれんする前までの発熱など
先週の金曜日に弟が熱を出してしまい、日曜日にようやく元気になってきたと思った矢先、兄が寝る頃に発熱。
その時はまだ37.7℃しかなく、微熱かな?程度でした。
月曜日に起きると、兄40.2℃。
弟は平熱でしたが、解熱後24時間は待機しなければいけないので保育園はもともと休ませる予定でした。
夫さんは夜勤なのでこの日の朝は普通に家にいて、仮眠中。
ここからは時系列で。
兄のことだけ書いています。
熱性けいれんが起こるまでの経過記録
時間 |
経過記録 |
---|---|
7:00 | 起床。40.2℃。 保育園に欠席連絡して小児科10:30に予約。 |
7:30 | 朝食。バナナ1/4くらいしか食べず。 |
8:00 | まだ眠いと言いソファに横になりウトウトする。 |
8:32 | 突然大きく体が動き、同時に「ぎゃあああああ」と叫び出す。 けいれんが起きて白目を剥いて「ああぁ…」と言いながら気絶。 震えは止まらず顔色が悪くなり、目の焦点も合わず呼んでも応答なし。 嘔吐はしなかったものの泡を吹いたように涎が垂れ続ける。 夫さんに5分過ぎても落ち着かなかったら救急車を呼ぶと伝える。 |
8:37 | 5分過ぎても意識が戻らず呼吸も乱れていたため119に電話。 |
8:45 | 救急車到着。抱っこして救急車に連れて行くと泣いた。 SpO2が93%だったので酸素マスクをつける。 意識は朦朧としていて小刻みに震えているが顔色は少し良くなった。 |
8:53 | 近くの総合病院に向けて出発。 ご近所さんに超心配されていたらしい。 |
9:05 | 病院着。コロナの検査をされて大泣き。 少し意識がはっきりしてきて「おうちに帰りたい」と言う。 坐薬を入れられて寝た。 コロナの検査結果とけいれんの再発がないか確認のため待機。 途中で部屋を変わり、1時間半待った。 |
10:50 | コロナ陰性。 近いうちにかかりつけ医にかかるよう言われ解放された。 |
11:40 | 会計などを済ませてようやく終了。 |
その後の経過
病院から帰宅後は熱は高いものの比較的元気になりましたが、夕方に一応かかりつけ医に行ってきました。
その時には夏風邪だろうとのことでしたが、火曜日から口内炎と外陰部の痒み?痛み?のようなものが出てきたので、手足口病なのかも。
と思い、今日はかかりつけ医が予約いっぱいだったため急遽別の小児科に連れていき診てもらうと、確定診断は出なかったものの手足口病が濃厚な感じでした。
朝はなかった発疹が手足にもちらほら。
外陰部の痛みがひどいようで塗り薬をもらったのですが、そりゃ触られると痛いから怒る怒る。
怒れるほど元気になったのはいいことですが、腫れがひどいのでまた別の感染症とかになりそうで怖いです。
頼むから薬を塗らせてくれ。
そんなわけで数日仕事を休んでしまったので、会社の人からとても心配されました。
意外と熱性けいれんを経験している人が多くて「あれほんと怖いよね」と共感してもらえました…育児の先輩方からのフォローがありがたいです。
そして、このコロナ禍で非常に大変であろう救急隊員の皆さんをはじめ、病院の先生方も本当にありがとうございました。
皆さん本当に良くしてくださったので、わたしも冷静でいられました。
子どもが熱性けいれんになったらどうすればいい?
様子を見るときのポイント
けいれんの持続時間は?
けいれんが5分以上続いたら救急車を呼ぶのが良いとされているようです。
これだけは頭に入っていたので、けいれんが始まったらすぐに5分のカウントを始めました。
ちなみに病院に着いて小児科の先生に言われたのは、15分以内におさまれば単純性けいれんであまり心配はいらないとのことでした。
が、さすがにあれを15分放置することは無理です…次もしけいれん起こしたらまた5分で救急車呼ぶ自信がありますごめんなさい。
体の様子を観察する
- 安全な場所に横向きに寝かせ、嘔吐した時に窒息しないようにする。
- けいれんが左右対称に起きているか、目の向きはどうなっているか、顔色などを観察。
うちの子は目は白目をむいたようになりその後焦点が合わない状態で顔色も悪かったので、救急車を呼びました。
やってはいけないこと
- 口の中に指や物を入れない(舌を噛まないように、と入れる方がいるそうですが危ないのでダメです)。
- ゆすったり叩いたりしない。
- けいれん中や直後には何も飲ませない(誤嚥する危険があります)。
救急車が来るまでに用意するもの
- 母子健康手帳
- 保険証
- 福祉医療費受給者証
- お薬手帳
- おむつ
- おしり拭き
- タオル
- 着替え
- 靴
- 乳児の場合はミルク
など。
わたしが「しまった…」と思ったのは、靴の用意を忘れたことです。
行きは救急車で担架に乗せられているので良いのですが、帰りに回復したら靴がないとずっと抱っこになってしまいます。
やらかしました。
歩ける子であれば靴は必ず用意しましょう。
お世話になったアプリ
教えて!ドクター
子どもの病気や怪我の際にいつもお世話になっているアプリがこちら。
今回の熱性けいれんでも非常にお世話になりました。
佐久市医師会が運営しているのですが、佐久市にお住まいの方のみならず子どもを持つ親なら誰でも一度は見ておくべきだと思います。
冊子版(PDF)はこちら↓
https://oshiete-dr.net/pdf/home_care2021.pdf
おわりに
できればもう二度と経験したくない子どもの熱性けいれん。
熱が出たら怖いですが、冷静に対処できるように今後とも精進します。
いや、起きないことが一番ですが。
季節の変わり目で体調を崩しやすくなってくると思うので、皆さんも体調には気をつけてくださいね。
それではこのへんで。
書籍も出ていますのでぜひ。わたしも持っています。
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