9月6日に予約開始されたGoPro HERO12が13日に届きました。
今回大々的に謳われているバッテリーの持ち(停止までの時間)について今回は実践してみましたので、ぜひ最後まで読んでいただき結果をご覧ください。
GoPro HERO12のスペックなど
11との比較表
HERO12 | HERO11 | |
---|---|---|
サイズ(mm) | 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 | 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 |
重量 | 154g (カメラ本体とマウントフィンガー + バッテリー) 121g (バッテリーを除く) |
154g (カメラ本体とマウントフィンガー + バッテリー) 121g (バッテリーを除く) |
ブレ補正 | HyperSmooth6.0 | HyperSmooth5.0 |
水平ロック | 360度回転、最大5.3K30、4K60、2.7K120 | 360度回転、最大5.3K30、4K60、2.7K120 |
水平維持 | 最大27度、5.3K60、4K120、2.7K240、1080/240 | 最大27度、5.3K60、4K120、2.7K240、1080/240 |
ビデオ解像度・fps | 5.3K (8:7) @30/25/24fps 5.3K (16:9) @60/50/30/25/24fps 4K (8:7) @60/50/30/25/24fps 4K (9:16) @60/50/30/25fps 4K (16:9) @120/100/60/50/30/25/24fps 2.7K (4:3) @120/100/60/50fps 2.7K (16:9) @240/200fps 1080 (9:16) @60/50/30/25fps 1080p (16:9) @240/200/120/100/60/50/30/25/24fps |
5.3K (8:7) @30/25/24fps 5.3K (4:3) @30/25/24fps 5.3K (16:9) @60/50/30/25/24fps 4K (8:7) @60/50fps 4K (4:3) @60/50/30/25/24fps 4K (16:9) @120/100/60/50/30/25/24fps 2.7K (4:3) @120/100/60/50fps 2.7K (16:9) @240/200/120/100/60/50fps 1080p (16:9)@240/200/120/100/60/50/30/25/24fps |
カラービデオビット深度 | 8-bit/10-bit (4K以上) | 8-bit/10-bit (4K以上) |
デジタルレンズ・FOV | HyperView SuperView 広角 リニア リニア+水平ロック / 水平維持 |
HyperView SuperView 広角 リニア リニア+水平ロック / 水平維持 |
イメージセンサー | 1/1.9インチCMOS27.6MPの有効画素数(5599x4927) | 1/1.9インチCMOS27.6MPの有効画素数(5599x4927) |
ビデオモード | ビデオ HDRビデオ ビデオループ |
ビデオ ビデオループ |
アスペクト比 | 16:9/9:16/4:3/8:7 | 16:9/4:3/8:7 |
HDRビデオ | 5.3K (16:9) 30/25/24fps 4K (8:7) 30/25/24fps 4K (16:9) 60/50/30/25/24fps |
- |
log撮影 | GP-LOG | - |
タイムコード同期 | ⚪︎ | - |
写真モード | 標準の写真 バーストフォト ナイトフォト |
標準の写真 バーストフォト ナイトフォト |
写真撮影間隔 | 0.5秒、1秒、2秒、3秒、5秒、 10秒、30秒、60秒、120秒 | - |
GPS | - | GPS GLONASS GALILEO |
マウント | マウントフィンガー 一体型1/4-20マウント |
マウントフィンガー |
何が変わったのか
とりあえず見た目もちょっと変わりましたが大きさなどは11と同じです。
バッテリー持続時間の向上
公式ではバッテリー持続時間(熱停止までの時間)が11と比較して約2倍という触れ込みです。
さて、結果はどうなのか。
後ほど詳しく見ていきましょう。
1/4ネジ穴マウント搭載
地味に嬉しいアップデートです。
今までのマウントもありつつ、新たにネジ穴が搭載されました。
HDRビデオモードとlog撮影
HDRビデオは、写真のHDR合成と同じ仕組みです。
白飛びや影の部分が潰れていない鮮やかな動画撮影が可能になりました。
また、log撮影が可能になったため、映像編集に長けた人であれば撮影後にカラーグレーディングを行うこともできるようになり、さらに撮影の幅が広がりますね。
後日どちらも撮影して詳しく見ていこうと思います。
一新されたUI
11から大幅な変更となりました。
結構使いやすく改善されていると思います。
11との比較を短い動画にまとめました。
なんか全然違うでしょ。
感覚的に操作できるようになりましたが、一部設定箇所が変わっている部分もあります(8bitと10bitの選択など)。
AirPodsやBluetoothワイヤレスマイクを使用した録音に対応
音質はさておき、ワイヤレスマイクに対応。
これまではメディアモジュラーを取り付けるか、マイクアダプタを使用するしか外部マイクを使う方法はなかったのですが、AppleのAirPodsシリーズやワイヤレスマイク単体でBluetooth接続できるものであればGoProと接続が可能に。
複数台のHERO12を使用したタイムコード同期
複数台のHERO12を使用してさまざまな角度から撮影する際、同じタイミングで操作したい場面があると思います(アスリートの方など)。
そんな時、QRコードを読み込めばタイムコード同期を行うことができるようになりました。
11以前はGoPro Labsでそんな機能があります。
MAXレンズモジュラー2.0に対応し177°の画角で4K撮影が可能に
HERO12と同時に発売されたのが、MAXレンズモジュラー2.0。
初代が155°の視野角で2.7K撮影が最大だったのに対し、2.0は177°の視野角で4K撮影ができるようになりました。
これは嬉しい新商品。
177°ってほぼ180°じゃん。
すごい。
MAXレンズモジュラー2.0については後日改めて記事にしますのでお楽しみに。
(9/15追記)Quikアプリでの録画時プレビュー復活!!
これ、大事なことを忘れておりました。
いつからかできなくなっていた、Quikアプリ接続時の録画時プレビューが復活しています。
これは待ち望んでいた人が多いのではないでしょうか。
録画耐久テスト
室内でのテスト
まずは室内で。
4K30fpsで11と12の比較をした後、12のみで4K60fpsのlog撮影の時間を調べました。
30fpsだと11に比べてだいぶ録画時間が延びました!
60fpsにすると途端に短くなりますが。

しかし室内の快適空間だけで比較してもいかんと思い、ちょっと過酷な環境でも試してみました。
車内でのテスト
撮影中のGoProの様子は録画できませんでしたので熱停止後の記録だけ。
車内の温度は35℃前後。
エアコンは直接当たらないようにして、日は当たる状態です。
4K60fpsでの撮影だと、HERO11が22分44秒、HERO12が24分47秒という結果でした。
ちなみにバッテリーはこの時点でどちらも65%くらい残っていました。
う〜〜〜んやっぱり暑い車内や炎天下だとこれが限界のようです。
30fpsだともう少しいけると思いますけどね。
わたしは普段30fpsで撮影しており、長回しはほとんどしないのでまあ自分が使う分には問題ないかなと思いますが…2倍の持続ではないのは確かです。
今後のレビューについて
今後やりたい比較や検証を備忘録としてここに残しておきます。
- 手ブレ補正の比較
- 暗所性能の比較
- HDR撮影
- log撮影後カラーグレーディング
- MAXレンズモジュラー2.0使用レビュー
とりあえずこのあたりですかね。
他にこんなの取り上げて!というのがあったらぜひ教えてください。
ちなみに比較対象となりそうなカメラはHERO11、Insta360 GO3、X3あたりですかね。
DJIのカメラを全く持っていないのが悔やまれる。
Osmo Action4とかかなり長回しできるみたいですもんね。
いいなあ。
Pocket3が出たら買いますね!(言うの何回目だ…)
おわりに
これからたくさんお世話になるGoPro HERo12。
またいろいろ撮影してたくさんアップしようと思います!
それでは。
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