GoPro HERO12で新たに追加されたGP-Log。
みなさん使ってますか?
最近GoPro Labsで遊んでいるのでその流れでLOGBを導入してあれこれ設定をいじっています。
今回はそんなGP-LogとLOGBの動画を色々撮ってみたので、どなたの参考になるかは分かりませんがお暇な方はぜひ最後まで見ていってくださいね。
この記事を書くのに2週間くらいかかってしまいました…
GP-LogとLOGBの設定について
GP-Log
デフォルトではISOが100-400になっていますが、どうも400まで上がるとノイズが目立って仕方がないので、暗いところでは撮らない前提でISO100固定にしています。
GP-LogはLOGB=400と同等?になるようです。
詳しくはよく分からない。
その他の設定は特にデフォルトからいじっていません。
LOGB
LOGBで撮影する場合はGoPro LabsのQRコードを読み込むことになるのですが、その中に組み込んでいる設定は以下のとおり。
- ISO100固定
- EV-2
- フラットカラー
- 10-bit
- LOGB=400または800
- WIDE=1(ホワイトバランスのネイティブ化)
- NR01=1(ノイズリダクション無効化)
- BITR=1(高ビットレート化)
なんか書き漏らしてるかもしれませんがこんな感じです。
LOGBを400にするか800にするかは好みにもよると思いますが、晴天の明るい場所だと800の方がいいようなことを書いているブログをどこかで見ました。
後ほど比較していますのでそちらもぜひ参考にしてみてください。
LOGBを使用した作例
ビデオモードでいろいろ撮ってみました
HERO11とHERO12の撮り比べ(LOGB=400)
LOGBでの撮影はHERO11もHERO12も大差ないようです。
あまり色の出方の違いもないような気がしますが、どうでしょうか。
ということはHERO11を使っている人でもGoPro Labsさえ入れればそれなりにLog撮影可能ってことですね。
HERO12でのLOGB撮影(LOGB=400)
朝と夕方の色の出方など。
夕方は色味を調整しすぎていますね。
まあこれくらいやっても面白いっちゃ面白いかな。
それも自分好みにしやすいのがLog撮影のいいところだと思います。
LOGB400とLOGB800の撮り比べ
LOGBの数値の違いで差が出るか試してみました。
ほぼ同時刻の同じ場所での撮影です。
800の方が若干暗い場所の色の潰れが少ないような気がします。
400でも十分綺麗に補正できていますけどね。
TimeWarpとかのタイムラプス系でもLOGB有効っぽい
TimeWarp
LOGBの設定をしたままタイムラプスモードに移ると、どうやらその設定がそのまま残るみたいです。
このTimeWarp以下どれもLOGB400で撮影したことになっている模様。
ライトトレイル
ライトトレイルの本来の使い方とはちょっと違います。
個人的にはこの撮り方を気に入っています。
使用しているLUTについて
タイムラプス以外の動画はVideoLUTというiPhoneアプリでLUTを当てています。
フル機能を使う場合は有料です(サブスクか買い切りか選べます)。
タイムラプスはMacでPremiere Proを使用してLUTを当てました。
LOGB=400で撮影したものであれば、Slog2>Rec709が比較的綺麗に色が出ます。
上のTimeWarp撮影は薄曇りでSlog2>Rec702を当てただけでは暗くなるので別のLUTを当てましたが、ちゃんと明るさとかも補正すれば綺麗になると思われます。
タイムラプスではGoProが公式?で提供しているGP-Log用のLUTとSonyのSlog2とSlog3のLUTをLOGB=400に当てています。
その後の色補正とかはしていないんですが、これは完全に好みで選ぶ感じですね。
GP-Logでの撮影
GP-Logで撮影したものがあったのでVideoLUTでLUTを当ててみたところです。
GP-LOGではSlog2>Rec709だとちょっと彩度高めの白飛びした映像になりました。
V-log>V709にして色味を少し調整するくらいがちょうど良さそうです。
ただ適当にLUT選んでるだけなので、もっと適切なものはあると思いますし、ほんと素人なんで生ぬるい目で見ていただければ…
同じ映像をPremiere ProでLUT当てたのが以下のものになります。
GP-Log用のLUTって単にホワイトバランスの調整のみなんですかね。
なんかよく分かりませんがSlog2のLUTの方が発色は綺麗です。
いろいろ撮ってみた感想
意外とLOGBの方が使い勝手がいい?
今回いろいろな設定を試してみたんですが、色の乗せやすさは意外とLOGBの方が良かったかもです。
GP-LogでもLUT使ってちゃんと綺麗にできるんですが、LOGBの数値を変えながらその場に合った設定をしていくのも一つの方法としてアリだなと。
GoPro Labsの導入が面倒な人は、GP-LogでISO100固定とかで撮るとノイズが少なくていいかもしれません。
わたしの撮影方法の結論(暫定版)
とりあえず、わたし個人的にはLOGB撮影をメインにしていこうかなと思っています。
iPhone 15 Proに機種変更してGoProとの有線接続での転送速度が上がり、VideoLUTを使うのも容易になったので余計にLog撮影してみたくなりました。
GP-Logについてはもう少しいい設定が思いついたら使っていきたいんですが、どの項目をどう合わせていくかを考えるのがすでに面倒になってきている…
なんかもう少しノイズ少なめのいい感じに撮れてくれるといいんだけどな。
おわりに
長々と動画多めで書いてきましたが、個人的なLog撮影の考察でした。
LUTについてももっと勉強して、なんかまた設定とかも詳しく書いていけるといいなと思います。
余談。わたしが作成したGoPro LabsのQRコード一覧
使ってくれる人がいるかは分かりませんが、今回のLOGB設定をはじめとするわたし個人が使っているGoPro LabsのQRコードをまとめたページを作成しましたので、ぜひそちらも覗いてみてください。
roadsterlife.blog
ブログのトップにも固定ページとして置いてあります。
長くなりましたが今日はこのへんで!
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