常々クルマのことをメインに書いてきたこのブログで、あえて音楽の話をしようと思います。
先日行われたフルカワユタカ(ex.DOPING PANDA)のソロ5周年、キャリア20周年の記念イベント「5×20」をニコ生で見て、思うところがたくさんあったので。
かなり長くなるかと思いますがお付き合いいただける方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
DOPING PANDA、フルカワユタカと私
私がDOPING PANDAを知ったのは、忘れもしない大学1年生になってすぐのこと。
その当時飽きないのかと思うほど毎日のように遊んでいた友人(今でもよく遊ぶ)の家に行ったときに聴かせてもらったのがきっかけだった。
「このバンド知ってる?めっちゃかっこいいよ」
そう言って聴かせてくれたのが、I'll be thereとCan't Stop Meだった。
なんて異端なバンドなんだろう。
率直な感想はそんな感じだった。
高校生の頃から、父が契約していたスカパーの番組なんかで邦楽ロックはよく聴いていた(その頃フジファブリックと出会ってどハマりした)んだけれど、恥ずかしながらドーパンのことは知らなかった。
なぜか、一瞬で彼らに惹き込まれてしまった。
それからというものライブに熱心に通ってみたり、CDを買い集めたり。
ビッグマウスな"ロックスター"が私はとても好きで、それをニコニコと見つめるタロティとハヤトが今でも好きなのです。
無限大ダンスタイムで体を揺らすのが快感だった。
ちょっと自慢するけど、ライブでスターが投げたピックをゲットしたこともある。
今も大事に財布に入っている(お守りか何かと勘違いしているのかもしれない)。
そして私はタロティの汗が飛んできて喜ぶ変態だ。
だから、2012年1月28日の解散発表に心底ショックを受けた。
その夜は泣いた。
確かにフェスに出なくなったり、曲調が変わってきたことで違和感は覚えていた(それでも、それはそれで好きだったんだけど)。
なんだか行き詰まってしまっているんじゃないか、とただのいちファンである私なんかが思っていたわけで。
きっと彼ら自身はそれ以上に苦しかったんだろうなと、最近フルカワユタカのコラムを読み返していたら概ねそんなことが書いてあってやっぱりそうだったんだなあと。
解散ライブは2012年4月19日。
本来ならば就職してバリバリ仕事をしているはずだったのだけれど、ちょっと色々あって暇な時間ができてしまい。
つまり、解散ライブに行くことができた。
全然良くないんだけど、それだけは良かった。
滑り込みでチケットを取り、2階席だったもののDOPING PANDAの解散を見届けることができたんだから。
なぜかライブ以外に東京ですることなんて何もないのに、北千住の安いホテルを3泊も予約してしまい、一人ぶらり旅状態だった。
もうライブ以外に何をしたかはさっぱり覚えていなかったんだけど、今黒歴史満載のmixiを数年ぶりに見返してみたら、どうやら三鷹の森ジブリ美術館に行ったり向こうの友達ともんじゃ焼き食べたりしていたみたい。
熱心にセットリストもメモしていて、我ながら熱意がすごかったなと。
ライブDVDとフォトブックもまんまと買ってしまいました。
私の中ではずっとずっとDOPING PANDAがいちばん好きなバンドであり続けると思う。
スターは、ここがゴールになってごめんって言ってたけど、音楽は残り続けるから大丈夫!だと思う。
と、ライブが終わった直後に私は黒歴史mixiの日記に書いていました。
あの頃の私よ、その気持ちは今も変わってないから安心してくれ。
気づけばもう10年、ドーパメイニアとして歩んできた。
でも彼らのキャリアの半分しか、私は同じ時間を過ごしていない。
フルカワユタカがソロ名義で活動を始めたとき、嬉しさ半分、寂しさ半分だった。
嬉しさはもちろん、また彼の曲が聴けるということ。
寂しさは、本当にドーパンが終わってしまったんだなあという心に空いた穴。
まあ、やっぱり"ロックスター"にまた会える喜びが一番大きかったんだけど。
今でもライブは都合がつけば行くようにしている。
先日名古屋の伏見JAMMIN'で行われたツアー初日も行ってきた。
なんだか、楽しそうな彼を見ることができて私はとても嬉しかったし、ソロ名義になってからのライブで一番楽しかったかもしれない。
歌もMCも、本当に良い意味で変わったなあと思う。
ああきっと私はずっと彼を追いかけ続けるんだろうな、と。
「5×20」に思うこと
2018年1月28日。
ライブの詳細はあえてそんなに書かないようにしようかなと。
私は身内の結婚式のため、現地には行けず。
ということでわざわざプレミアム会員登録してニコ生で見ることにした(すぐ解約してしまったけど)。
フジファブリックのロマネを歌う"ロックスター"に、確かに志村さんを感じた。
ドーパンより前からフジファブリックは好きだったんだけれど、ライブに行く機会がなくて志村さんの歌うロマネを生で聴く機会はないままだった。
「今日来られなかった友達の曲」と言って歌ってくれたのは、とても粋だなと思う。
いっそいつかフルカワユタカが歌う友達の曲カバー集とか作って出してくれてもいいんだよ?
アンコールで、まさかが起きた。
懐かしいイントロ、電子音。
画面越しなのに鳥肌が立ったし思わず「はぁ!!!?」と声を出してしまったので夫さんに変な目で見られた。
あのベース、あのドラム、あの立ち位置、そしてあの"ロックスター"。
ミラクル起こしちゃってさ。
本当に、3人が楽しそうにしてるのが嬉しくて、幸せだった。
予定調和なのか本当にやる予定がないのにやらされたのかは分からないけれど、Transient Happinessを本家がやったことも最高だった。
ぜひ、DVD出してください、お願いします。
私はこう語った
私は、やっぱりDOPING PANDAが好きだ。
でも、それと同じくらいフルカワユタカというソロのアーティストが好きなんだと気づいた。
奇しくも1月28日といえば6年前にDOPING PANDAが解散発表した日で、もうそんなに経ったのか…と歳をとったことをしみじみ感じる。
これからも私はドーパメイニアであり、ユタカメイニアであり続けるんだろう。
彼がライブで叫んだように、生きていればまたこうやってDOPING PANDAに会えるかもしれない。
フルカワユタカがもっと素晴らしい音楽を届けてくれるだろうと、私は期待しかしていないし絶対にやってくれるはず。
You are a ROCKSTAR.
とにもかくにも静岡のライブが楽しみになりました。
長々とここまで読んでくれた方がいるか分かりませんが、どうもありがとうございました。
最後に私の好きな曲やいろいろリンクとか貼って終わりにします。
みんなフルカワユタカの曲聴いてね。
フルカワユタカ Official Website
www.barks.jp
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