一眼レフなどが無事にヤフオクで売れたのでミラーレス一眼を買いました。
その話は後日改めて記事にするとして、今回はGoProネタです。
皆さん、GoProのレンズは標準のまま使っていますか?
わたしは今は標準のまま使っています。
10の時はほぼMaxレンズモジュラーを使っていたんですが、一周回って戻ってきました。
実はPolarProのNDレンズも持っていたりします。
で、ちょっと気になっていたのが偏光レンズ(フィルター)なのです。
ミラーレス用に探していたんですが、ふとGoProにつけたいなと思ったのが始まりでした。
今回はそんな偏光フィルターについてご紹介です。
今回ご紹介するものは、GoPro HERO11はもちろん9,10でも使用できるものですのでよろしければぜひ。
偏光フィルターとは?
自然光は振動する波で、いろいろな方向に振動しながら進んでいます。
偏光板の実験などを学生の頃にやった方もいるかと思いますが、細かいスリットの入ったこの板(フィルター)に光がぶつかると、一方向への光のみを通します。
乱反射していた光を抑える効果があるので、偏光フィルターを使用すると例えば水面の反射などが抑えられて水の中がよく見えるようになったり、風景を撮影したときに色がくっきりと出たりするわけですね。
サングラスで眩しさが軽減されるのと似たようなものでしょうか。
エセ理系なのでこれくらいの解説が限界です。
厳密にいうと今世に出回っている偏光フィルターは円偏光フィルターと呼ばれるものがほとんどで、CPLも円偏光の略です。
なのでもっと詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。
ちなみにオートフォーカスのついた一眼レフカメラで偏光フィルターを使用したい場合は、必ず円偏光フィルターを用意した方がいいとのことです。
レンズフィルターで有名なケンコートキナーさんがCPLフィルターの解説ページを設けているので、読んでみてはいかがでしょうか。
www.kenko-tokina.co.jp
GoPro HERO11に合う偏光フィルターはあるのか?
GoProに付けられるフィルターの種類
レンズが偏光フィルターになっているタイプ
標準のレンズを取り替えて使用するタイプです。
こちらは角型なので、基本的に90°ずつしか回転はできません。
しかもこれはNDフィルターまでセットになっています。
偏光フィルターの角度調節ができないのはいいのか悪いのか分かりませんが、割とお手頃に購入できますね。
レンズが偏光フィルターになっていて向きの調節が可能なタイプ
こちらもレンズを付け替えるのですが、偏光フィルター部分が円形になっているので、回転させて向きを調節できるタイプです。
かさばらなくてコンパクトに偏光フィルターを楽しみたい方はこれが良さそうです。
ちょっとお高めです。
というか普通にCPLレンズだけで売って欲しい。
単品があれば買ってたかもしれません。
アダプタを取り付けて一眼やミラーレスなどのレンズを流用できるタイプ
汎用性の高い52mmレンズを取り付けることができるアダプタがいくつか販売されていました。
こちらは元のレンズを外さずにガバッと上からアダプタを付けるタイプです。
通常のカメラ用のレンズを流用できるので、普段一眼レフやミラーレスを使用している方ですでに偏光フィルターをお持ちであれば安価に導入できます。
ただし見た目はスマートではなくなります。
GLIDERといえばヨドバシカメラなどでもコーナーがあるくらい有名なカメラアクセサリーのメーカーですね。
今回はこちらを購入してみました!
部屋の中で試し撮りをしてみました
取り付けてみる
取り付け方は至って簡単で、カチッとはまるように合わせるだけです。
入れやすい角度を探しながらはめ込む感じでした。
絶妙に干渉しないようになっています。
アダプタのみ取り付けて正面から見たところ。
正面のディスプレイには若干かかってますが、わたしは普段使っていないので無問題。
偏光フィルターを取り付けたところ。
見ただけで暗く写りそうな気配しかない。
ちなみに回転させて調節できるタイプです。
ちゃんとレンズキャップまで付いていました。
優秀です。
実際に撮影した写真がこちら
散らかった机の上を撮っていますのでご了承ください。
偏光フィルターの向きが合っていないとき
手前に置いている透明の箱で見ていただくと、ばっちりいろんなものが映り込んでいます。
向きが合っていないとパソコンの画面はこんな感じで変な黒い模様が出ます。
偏光フィルターの向きが合っているとき
上と同じ角度で撮ったものですが、フィルターを回して調節するとこのように映り込みが消えてすっきりします。
すごい。
パソコンの画面も調節したら綺麗に撮影できました。
おまけ。偏光フィルターの調節をビデオで
なんかガリガリ言ってますが、フィルターを回転させるときちょっとこんな感じで雑音が入ります。
映像を撮るときは触らない方が良さそう。
かなり効果ありな模様
部屋の中で撮った写真だけでも、なかなか効果がありそうな結果を得られました。
また時間ができたら外で池や川なんかを撮ってみたいと思います。
ただし、偏光フィルターを取り付けるとやはり暗めに写りますのでそのあたりは別途調整がいるかもしれません。
ちょっと残念だったところ
性能に関していえば概ね満足なのですが、どうしてもレンズから離れている分、画角が広くなるとフィルターの端が映り込みます。
上記の写真はリニアで撮影しているのでフィルターの映り込みはありませんが、広角にするとこんな感じで端の方にフィルターの映り込みが発生します。
魚眼レンズみたいになっちゃいました。
ビデオモードの場合は、SuperViewだと映り込みがあったりなかったり。
広角より画角が狭いと映り込みはなさそうです。
というような感じで撮影したい画角によってはアダプタを外した方がいい場面がありそうですので、お気をつけて。
広い画角はいらないよって方は付けっぱなしでもいいと思います。
あと、こちらの商品はメディアモジュラーを装着している場合は使用できませんのでご注意ください。
おわりに
GoProに偏光フィルター、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
わたしはしばらくこの仕様で主に写真を撮影してみようと思います。
それではこのへんで!
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